保育士の転職におすすめな時期はいつ?

1年間クラスが固定されている保育士だから、転職活動のタイミングはいつでもいいというわけにはなかなかいかないものですよね。

現在働いている保育園辞めたい…そんな保育士にとって気になるのが最適な転職活動の開始時期です。

この記事では保育士が転職活動を始めるのに最適な時期や、年度内退職についての是非について紹介しています。転職に心が動いている保育士さんはぜひ参考にしてみてください。

保育士の転職活動開始におすすめの時期は10月

保育士の転職活動開始にお勧めなのはずばり10月です。

保育士の世界ではクラス担任としての区切りを迎える3月を持って退職するのが通例となっています。

とはいえいきなり3月に辞めてしまっては職場に迷惑をかけるため、夏から秋ごろに退職意思を伝える場合が多いです。

そのため、抜けてしまう保育士の穴を埋める求人が出されるのが10月~1月頃となります。

また新採用の保育士を対象にした求人活動も年々時期が早まっています。

特に正社員として採用されたい場合は、早めの転職活動が必要になります。

転職活動を始めても、すぐに希望の保育園にめぐりあえるとは限りません。

秋から冬にかけて訪れる求人のピーク、その前半の10月に余裕をもって転職活動を始めるのがお勧めです。

6月も転職活動開始時期としてはおすすめ

転職活動開始時期としては1月と6月もお勧めできます。

1月~3月は保育士の求人が最も多い時期と言われています。

「秋の求人で保育士が集まらなかった」「採用予定だった新人が辞退した」などこの時期に出される求人は園側も切羽詰まっているので、転職活動がしやすい面があります。

一方で1~3月は他の転職者も一斉に動き出します。

ライバルに先を越されないよう1月に早めのスタートを切るのが吉です。

また6月は4月からスタートしたクラス運営が軌道に乗り、気持ちに余裕が出てくる時期です。運動会や遠足などの行事もなく、時間を作りやすいといえます。

転職活動開始の時期としてはやや早めですが、自己分析や転職先のリサーチなど簡単な転職活動から始め、秋の求人増加に備えるにはもってこいです。

年度末まで待てない!年度内退職はあまりよくないの?

保育士の世界は4月に始まり、3月に終わるもの。

子どもや保護者への影響もあるので、年度末の退職が一般的になっています。

年度内退職をすると、転職活動中に退職理由を聞かれたり、あまり良い印象を持たれないこともあります。

園にとっても保育士にとっても、年度末退職が円満な方法であるのは確かです。

しかし、年度内の退職が不可能というわけではありません。

例えば、残業時間が異常に長い、パワハラを受けているなどのストレスで心身を病んでしまいそうなら、年度末にこだわる必要はありません。

大切なのは転職活動ができる健康な自分を保つことです。

これ以上耐えられそうにないと感じたら、年度内退職も検討してみましょう。

転職は早めに準備して、早めに動き出すのが吉!

保育士不足の現状では、保育士の求人はたくさんありますが、希望の条件を満たす職場を数えると案外少ないものです。

売り手市場に安心せず、早めに準備をして、早めに転職活動を始めるのが転職成功の秘訣です。

転職活動開始に向いている時期を見極めて、ライバルより先にスタートを切ってください。

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